卒業式が近づいてくると、嬉しさと寂しさが入り混じった不思議な感情に包まれます。北海道大学に通う女子大生として、私もそんな気持ちで日々を過ごしていました。四年間の大学生活を振り返ると、楽しいことも大変なこともたくさんありましたが、どれも私の宝物です。そして、その締めくくりとしての卒業式に向けて、袴をレンタルすることにしました。
袴選びの始まり
袴を選び始めたのは、卒業式の約三ヶ月前。札幌市内のレンタルショップをいくつか訪ねて、色々なデザインを見て回りました。シンプルなものから華やかなものまで、どれも魅力的で、どれにしようかと迷ってしまいます。店員さんが丁寧にアドバイスしてくれたおかげで、自分に似合う色や柄を見つけることができました。
思い出の一着
最終的に選んだのは、深い紺色の袴に淡いピンクの着物。シンプルだけれども、上品で落ち着いた雰囲気が気に入りました。試着してみると、自分が少し大人になったような気がして、胸が高鳴りました。この一着が、私の大学生活の集大成を彩ってくれるんだと思うと、ますます楽しみになりました。
卒業式当日
卒業式当日、早朝から準備を始めました。袴の着付けは初めてだったので、少し緊張しましたが、プロの着付け師さんが手際よく仕上げてくれました。完成した姿を鏡で見ると、自分がいつもとは違う姿に少し驚きながらも、晴れやかな気持ちでいっぱいでした。
友人との時間
式典の後、友人たちと集まりました。みんなそれぞれ素敵な袴姿で、一緒に写真を撮り合ったり、思い出話に花を咲かせたりしました。大学生活の間に築いた友情は、一生の宝物です。この日一日を通して、改めてそのことを実感しました。
家族への感謝
卒業式が終わってから、家族と一緒に食事をしました。両親や兄弟が私の袴姿を見て、涙ぐむ姿を見て、感謝の気持ちが溢れました。ここまで支えてくれた家族に、心からのありがとうを伝えました。
新たな一歩
卒業式を終えた今、新たな一歩を踏み出す準備ができました。袴をレンタルしたことで、特別な日をさらに素晴らしいものにすることができました。これからの未来に向けて、自信を持って進んでいこうと思います。
卒業式の日の袴レンタルは、私にとって忘れられない思い出となりました。北海道大学で過ごした四年間の思い出とともに、この日をずっと大切にしていきます。